洗濯するたびに茶黒のカビカスがタオルにつく
13年使い続けている我が家の洗濯機。
そもそも分解掃除をする気は全くなかったのですが、やらないと限界かなぁと思う出来事が。。。
去年くらいから、ときどき洗濯時にタオル類に黒茶のカビカスがポツポツと付き始めてました。そして、今年に入りその黒茶のカビカスが毎回洗濯のたびに付着する💧
カビ対策で、できることと言えば。。
①定期的に洗濯槽の掃除クリーナーを使って掃除している(2ヶ月に一度)
②定期的にパルセーターを取り外ずしてカビが付いていないか?確認。
洗濯の度に「衣類にポツポツと付着する茶黒のカビカスは一体どこからやってくるのか?」毎回定期的に①と②は行っているのに、変わらず付着してくる黒茶のカビカス。
原因を突き止めないと同じことの繰り返しで、毎回洗濯するたびに「黒茶のカビカスが付いていないか?」気にしていちいちチェックする。
毎回、洗濯のたびにそのことに費やす時間が増えていってて、手間だしとても面倒だし、ストレスに感じていました。
なので、今回は洗濯機を分解してカビの発生源を突き止め、内側から掃除することにしました。
- 洗濯するたびに茶黒のカビカスがタオルにつく
- ①洗濯機を分解
- ②洗濯槽の掃除
- ③貯水槽(水を貯める槽)の掃除
- 各メーカーによって分解の仕方が違う
- 素人でも分解掃除が簡単にできるのはどこのメーカー?
- 素人では分解掃除が難しいのはどこのメーカー?
- ドラム式洗濯機は分解掃除が難しい(素人には難易度高く、業者さんに頼まないとできないかも)
- 洗濯機選びの条件の一つに、分解掃除がしやすいメーカーを選ぶ
①洗濯機を分解
用意するもの
①プラスとマイナスのドラーバー
②ラチェットレンチ(10mmサイズのもの)
注意)分解する前に必ず電源コードを抜きます (感電のおそれがあるため)
①プラスのドライバーで洗濯気の側面や裏面部分に取り付けてある各ネジを外して上部の「操作パネル」を外していきます。
「操作パネル」は簡単に外せますが、操作パネルは水位検知器のチューブ線や電気の配線が通っているので、外した操作パネルが倒れないよう、背もたれできるように壁で行います。
②洗濯槽の上に付いているリンク状の蓋を外していきます。洗濯槽上部に四ヵ所ある、洗濯槽を引っ掛けてある「つめ」を外していきます
四か所の「つめ」を外すとこのように、上部の蓋が外れます。
蓋を外すと。。真っ黒いカビが、こんなところにまで潜んでいました(;´Д`)
③この白い丸いのが「パルセーター」です。
マイナスドライバーでもプラスドライバーでも、どちらでも取り外せます。
持ち上げるときは、平行に上に持ち上げると外れます。
(乾いた手でパルセーターを持ち上げようとすると滑ります。なので濡れたフキンなどで手を湿らせてからやると、持ち上げやすくなります!)
④次に洗濯槽を止めているボルトネジ(六角ボルト)を外していきます。
(計八か所、ボルトで止めてあります)
使う工具は「ラチェットレンチ」の10mmです。(ホームセンターで250円税込で購入しました)
八か所あるボルトネジが外れました。では早速、槽を持ちあげていきます。ここから閲覧注意です(。´Д⊂)
クリーナをしても落ち切れなかった黒カビがびっしり付いていました。カビ臭い臭いはしないです。洗濯時にタオルなどにポツポツと付着していた黒茶のカビカスは、ここにもたくさん潜んでいました💧
そして、ここから更に槽に取り付けてある各パーツを取り外していきます。手で持ち上げているのが「バランサー」という槽のパーツの一部です。
中に食塩水が密封されていて、回したり揺らすと水の音が聞こえます。バランサーの役割は洗濯槽のバランスを保つために使われているそうです。なのでバランサーはこれ以上分解できません。
②次に、「糸くずネットの受け皿」も外します。
洗濯槽に付着していたカビ臭はなかったのですが、この「洗濯ネットの受け皿」に付着していたカビ汚れは悪臭がしました。
②洗濯槽の掃除
使うもの
①カビハイター
②隙間ブラシ
掃除する場所はお風呂場
(カビとりハイターがない場足は台所用の中性洗剤でもOKです)
注)カビハイターを使う際は換気して行って下さい。
カビハイターを洗濯槽全体にスプレーし五分ほど待ちました。
それから隙間ブラシなどで、擦っていきます。
洗濯槽~取り付けている各パーツ洗い~乾燥(タオルで拭く)~元に戻していきます。
13年使い続けた洗濯機が元のキレイな状態に戻りました。
13年前に約4万円で購入したSANYO(サンヨー)の洗濯機。
なんだか当たり前のように、13年使い続けてしまっていましたが、まだ不具合もなく機能してくれていることに改めて感謝です。ありがとう。
あと何年使い続けられるか?解りませんが、こうして年に一度分解掃除をして、不具合がない限り使い続けたいと思います。
③貯水槽(水を貯める槽)の掃除
次にこの「貯水槽」の掃除をしていきます。
用意するもの
①カビとりハイター(なければ台所の中性洗剤でOKです)
②雑巾
カビとりハイターを貯水槽にスプレーしていきます。
スプレーして5分ほど待つと、このように黒カビが死滅して、貯水槽が元の状態になりやすくなりました。
注)貯水槽を洗うときに、お水を使って洗っても良いですが、この状態では電源が入れられないので、水をかけると水が流れないです。
電源が入っていない状態で貯水槽にお水をかけても水がながれないので、洗濯機の裏側にある「貯水弁」という部分を手動で開けなければならないのですが。。。
今回は勉強不足でよく解らないので、雑巾で拭き取るだけにしました。
ここから、洗濯気の分解掃除を始めるときに、疑問に思ったことや、気になったことで解らないことなどを調べ、自分なりに答えをまとめてみました。
各メーカーによって分解の仕方が違う
今回、分解掃除をし始める前に、参考にさせて頂いたサイトです。
素人でも分解掃除が簡単にできるのはどこのメーカー?
1位三菱
2位サンヨー
3位シャープ
4位東芝
5位パナソニック
6位日立
『1位から4位まで何故、分解が比較的簡単で素人にもできるのか?』
それは他の1位3位4位までのメーカーさんも同じく、パルセーターを取り外したとき、下に取り付けてあるボルトネジがこのように小さく、特殊な工具がなくても簡単に外せるからです。
素人では分解掃除が難しいのはどこのメーカー?
日立とパナソニックです。
日立とパナソニックは上記で説明した箇所のボルトが直径38mmの大きいネジ一つで洗濯槽が固定されていて、簡単には取り外すことが不可です。
38mmの大きなネジを外すには特殊専用工具が必要なこと(高額)。高額な特殊工具を揃えないと分解が難しいです。
ドラム式洗濯機は分解掃除が難しい(素人には難易度高く、業者さんに頼まないとできないかも)
『何故ドラム式洗濯機の分解掃除は難しいのか?』
ドラム式洗濯機に取りつけてある各パーツのネジ数が50個近くあるので、分解するまでに50個以上のネジを外さないと掃除できない点と構造が複雑すぎるからです。
素人でもやろうと思えばできる人もおられると思いますが、ド素人の自分には無理かなと💧
洗濯機選びの条件の一つに、分解掃除がしやすいメーカーを選ぶ
『もし今の洗濯機が壊れて、次に洗濯機を買い換えるとしたらどんな洗濯機がいい?』と自分に問うと、予算内での価格、そして機能性も重要ですが、やっぱり「素人の自分でも、分解掃除ができるメーカーさんの洗濯機にしよう」と選択の一つに加えよう思いました。